新卒でIT業界を目指すなら大手・SIerを選んだほうがいいと考える理由

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新卒でIT業界を目指している人から「大手とベンチャー、どちらがいいの?」と聞かれることがあるのですが、個人的には新卒はとりあえず大手かSIerに入っておいたほうがいいと考えています。理由と、その後のキャリアの広げ方をまとめてみます。

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この記事の結論

  • 新卒切符は一度しか使えません
  • 研修制度が整った大手・SIerで基礎を固めるのは合理的です
  • その後の転職の選択肢を広げやすくなります

新卒切符は一度しか使えないという前提

まず大前提として、新卒採用は「経験がなくてもポテンシャルで採用してもらえる」唯一に近いタイミングだと考えています。この新卒切符は、一度使ったらそれで終わりです。転職市場に出た瞬間から、今度は経験やスキルで見られるようになります。

だからこそ、新卒のタイミングでどこに入るかは結構重要な選択だと考えています。

大手・SIerを選ぶメリット

大手やSIerを選ぶ一番のメリットは、研修制度がしっかりしているところが多いことです。文系出身で技術的な下地がなくても、数ヶ月かけてイチから教えてもらえる環境は貴重だと思います。

あとは案件の幅も広いので、いろんな業界のシステムに触れられる機会が多いです。この経験は、その後どんなキャリアを選ぶにしても土台になると考えています。

福利厚生や研修体制がしっかりしている分、体力的にも精神的にも消耗しにくいのも大きいポイントです。新卒でいきなりハードな環境に飛び込むより、まずは基礎を固める期間として捉えるのがいいのではないかと思います。

ベンチャーに新卒で行くのはダメなのか

「ベンチャーに新卒で行くのはダメなのか」というと、そういうわけではないと考えています。裁量権を持って早くから開発に関わりたいという人には、ベンチャーのほうが合っているケースもあります。

ただ、個人的な考えとしては、技術的な下地がまだない状態でいきなりベンチャーに飛び込むと、教えてもらえる余裕がなくて苦労するケースもあると感じています。ここは会社によるので一概には言えませんが、少なくとも「なんとなく」でベンチャーを選ぶのはリスクがあると考えています。

基礎を固めたあとのキャリアの広げ方

大手やSIerで数年基礎を固めたあと、どう動くかも考えておいたほうがいいと思います。社内でキャリアを積み上げていく道もありますし、経験を武器に受託開発のあるベンチャーへ転職していく道もあります。

個人的には、最初の数年で「上流から下流までの一連の流れを経験しておく」ことが、その後どのキャリアを選ぶにしても効いてくると考えています。焦って早く動くよりも、まず土台を作ることを優先する価値はあると思います。

よくある質問

大手・SIerに入ると出世しにくいと聞きますが本当ですか?

会社によると考えていますので、この記事内では断定しません。ただ、新卒で基礎を固めたあとに転職するという選択肢もあるので、最初の1社がすべてを決めるわけではないと個人的には考えています。社内で上を目指すか、経験を武器に転職するか、複数の道があると思っています。

文系でもSIerの新卒採用は狙えますか?

狙えると考えています。SIerは研修を前提とした採用をしていることが多いので、入社時点での知識よりポテンシャルを見られる印象があります。就職活動の段階では、技術的な知識よりも学ぶ姿勢を伝えることを意識するといいと考えています。