2人と1匹暮らしで月400kWhとした時の電気代最安値はどこ?

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うちは大人2人と犬1匹の3人(?)暮らしで、月の電気使用量がだいたい400kWh前後です。同じような世帯構成の人向けに、関東エリア(東京電力管内)の電力会社を基本料金と単価だけで比較してみました。

オクトパスエナジーのマイページに表示された2026年3月の電力使用量グラフ。月合計375.13kWh、1日ごとの使用量が棒グラフで並んでいる

これはオクトパスエナジーのホーム画面です。1日ごとの使用量が棒グラフで表示されるので、「この日はエアコンつけっぱなしだったな」というのが後から見返してわかります。ちなみにこの月(2026年3月)は375.13kWhでした。この記事ではキリのいい400kWhを想定して計算しています。

この記事の結論

  • 2人+1匹の暮らしで400kWhと仮定した時、オクトパスエナジー「グリーンオクトパス」が月約12,048円で最安。また8,000円の紹介キャンペーンあり。下部にある私からの紹介キャンペーンでも8,000円分もらえます。
  • 2位のHTBエナジー「ベーシックプラン」は約13,662円。ただし料金表に載らない追加費用があるので注意が必要です。
  • 「Looopでんき」など市場連動型プランは時間帯によって単価が大きく変わるため、今回は比較対象にしていません。
  • 東京電力の従量電灯Bのまま契約している人は、月4,700円前後差が出ている可能性あり。年間だと5万円超。

電気代比較表(400kWh・30A契約)

実家暮らしだった頃はずっと東京電力のままでしたが、うちは今400kWh前後使うので、単価をちゃんと並べてみたら差がかなり大きくてびっくりしました。上から安い順に並べています。

順位 電力会社・プラン 基本料金 単価
(1段/2段/3段)
月額目安
1 オクトパスエナジー
グリーンオクトパス
873円 19.27 / 24.47 / 27.86円 約12,048円
2 HTBエナジー
ベーシックプラン
550円 一律 28.60円 約13,662円
3 オクトパスエナジー
シンプルオクトパス
0円 一律 30.93円 約14,044円
4 超TERASEL東京B 935円 29.80 / 34.26 / 35.64円 約15,914円
5 ミツウロコでんき
従量電灯B
935円 31.91 / 33.13 / 35.79円 約15,979円
6 ENEOSでんき
東京Vプラン
935円 29.80 / 34.85 / 36.90円 約16,146円
7 CDエナジーダイレクト
ベーシックでんきB
831円 29.90 / 35.59 / 36.50円 約16,147円
8 idemitsuでんき
Sプラン
935円 29.80 / 34.76 / 37.10円 約16,150円
9 東京ガスの電気
基本プラン
935円 29.70 / 35.69 / 39.50円 約16,545円
10 J:COM電力
従量B
935円 29.80/36.40/40.49円から0.5/1/3%割引 約16,579円
- 東京電力
従量電灯B(基準)
935円 29.80 / 36.40 / 40.49円 約16,784円

2026年7〜8月時点の各社公式料金表より算出。再エネ賦課金(4.18円/kWh)は含み、燃料費調整額は含んでいません(理由は次の章で説明します)。

この記事の計算方法について

そもそも電気代は、4つの合計でできています。

  • 基本料金:電気を使っても使わなくても毎月かかる固定費
  • 電力量料金:使った分だけかかる料金。「単価(円/kWh)× 使った量」で決まる
  • 燃料費調整額:石油やガスの値段に応じて毎月上下する調整分。プラスになる月もマイナス(値引き)になる月もある
  • 再エネ賦課金:太陽光発電などを普及させるために全員が払う分。国が決めるので、どの会社でも同じ金額

この4つのうち、燃料費調整額だけは毎月コロコロ変わります。しかも今は国の補助金が乗っているので、この数字を入れて計算すると「たまたま今月だけ安く見える」比較になってしまいます。

なので今回は、燃料費調整額を除いた3つで計算しました。新電力の比較サイトでもよく使われているやり方です。実際の請求額は、この記事の金額に毎月の燃料費調整額(今はマイナス=値引きになっていることが多いです)が足し引きされたものになります。

「単価の1段/2段/3段」って何?

比較表に「29.80 / 36.40 / 40.49円」のように3つ並んでいるのは、使う量が増えるほど単価が上がる仕組みだからです。東京電力の場合、最初の120kWhまでは1kWhあたり29.80円、120〜300kWhの分は36.40円、300kWhを超えた分は40.49円、というふうに階段状に高くなっていきます。

つまりたくさん使う家庭ほど、3段目の単価が安い会社を選ぶと効いてくるということです。うちのように400kWh使う家だと、100kWh分が一番高い3段目にあたるので、ここの差が大きいんですよね。

一方で「一律◯◯円」と書いてある会社は、段階分けがなく何kWh使っても同じ単価です。シンプルでわかりやすいのがメリットです。

上位会社をひとつずつ解説

1位:オクトパスエナジー グリーンオクトパス

ひとことで言うと:単価がとにかく安い。たくさん使う家ほど得。

3つの単価がどれも他社よりはっきり低いです。特に3段目(300kWh超)が27.86円で、東京電力の40.49円と比べると12円以上も違います。うちみたいに400kWh使う家だと、この差がそのまま効いてきます。

契約期間の縛りや解約金もないので、「合わなかったら戻せばいい」と気軽に試せるのもいいところです。

ただし燃料費調整額には上限がありません。燃料価格が大きく高騰した局面では、上限のある東京電力の従量電灯Bより割高になる可能性はあります。

2位:HTBエナジー ベーシックプラン

ひとことで言うと:表の数字は安いけど、隠れた追加費用に注意。

基本料金が契約アンペアに関係なく一律550円、単価も一律28.60円と、表を見る限りかなり安く見えます。

ただしこの会社は、通常の燃料費調整額とは別に「電源調達調整費」という費用が上乗せされます。これは電気の市場価格に連動して毎月変わるもので、料金表には載っていません。市場価格が高い月は請求額が思ったより膨らむことがあるので、そこは知っておいたほうがいいです。

また、契約アンペアやプランを変更する際に330円の手数料がかかります。

3位:オクトパスエナジー シンプルオクトパス

ひとことで言うと:基本料金も燃料費調整額もゼロ。1年間だけ。

基本料金0円、単価は一律30.93円のみ。しかも燃料費調整額もかからないので、「使った量 × 30.93円 + 再エネ賦課金」で請求額が確定します。燃料価格の変動に振り回されたくない人には安心感があります。

ただし適用期間は1年間で、12ヶ月経つと自動的にグリーンオクトパスへ切り替わります。「ずっとこの単価」ではない点は覚えておいてください。

4位:超TERASEL東京B

ひとことで言うと:東電と基本料金は同じ、単価だけ安い。

伊藤忠エネクスグループの会社です。基本料金は東京電力とまったく同じですが、2段目・3段目の単価が下がっています。3段目は35.64円なので、東電より約5円安い計算です。解約金もありません。

電気料金200円につき楽天ポイントが1ポイント貯まるほか、新規契約時に2,000円分の特典(楽天ポイント/PayPay/Amazonギフトなどから選択)がもらえます。

5位:ミツウロコでんき 従量電灯B

ひとことで言うと:使う量が少ないと損、多いと得。

ちょっと変わった料金設定で、1段目の単価だけ東京電力より高く(31.91円)、代わりに2段目・3段目が安くなっています。

なので電気をあまり使わない家だと逆に高くなる可能性があります。逆に400kWhくらい使う家なら、しっかり安くなるタイプです。契約期間は原則1年ですが、途中解約しても違約金はかかりません。

6位:ENEOSでんき 東京Vプラン

ひとことで言うと:車に乗る人ならトータルでお得。

「にねん とく²割」という2年契約の割引を申し込むと、電力量料金の単価が0.20円/kWh安くなり、さらにガソリン・軽油も割引になります。日常的に車を使う家庭なら、電気代とガソリン代を合わせて考えるとお得感が出てきます。

ただしこの割引を使うと、更新月以外に解約したときに1,100円の解約手数料がかかります。

CDエナジーには「ファミリーでんき」もある

比較表に載せた「ベーシックでんきB」のほかに、たくさん使う家庭向けの「ファミリーでんき」というプランもあります。こちらは300kWhまでが定額10,085.20円で、301kWh以上だけ35.59円/kWhが加算される少し変わった仕組みです。

実は400kWhちょうどだと、ベーシックでんきBとファミリーでんきの金額はほぼ同じになります。うちの想定がちょうど分かれ目なんですよね。月400kWhを超えて使う家庭ならファミリーでんきのほうが得になっていきますが、逆に下回る月が多いとファミリーは割高になります。使用量が安定して多い家庭向けの選択肢です。

単価が東京電力とほぼ同じ会社たち

比較表の下のほうに並んでいる会社や、今回表に入れなかった会社の中には、基本料金も単価も東京電力とほとんど変わらないところがあります。

  • J:COM電力:東電の単価から0.5%/1%/3%ずつ割引されます。以前は3段目が10%割引だったのですが、今は3%まで縮小されています
  • ドコモでんきBasic・auでんき(東京Dプラン):東電と完全に同額。もらえるポイント(dポイント/Pontaポイント)だけがメリットです
  • 東急でんき:料金表を見ると東電よりわずかに安い設定なのですが、独自の「燃料費等調整額」が東電よりかなり高くなる傾向があります。2026年8月分では1kWhあたり8円以上も高いという報告もあり、料金表だけでは判断できないタイプです

このあたりは「乗り換えれば安くなる」というより「ポイントやセット契約のついでに」という位置づけかなと思います。単価の安さで選ぶなら、上位の会社のほうが差は大きいです。

市場連動型プラン(Looopでんきなど)

Looopでんきの「スマートタイムONE」は、今回の比較表に入れられませんでした。理由は単価が固定されていないからです。

ふつうの電力会社は「1kWhあたり◯◯円」と決まっていますが、このタイプは電気の市場価格(株価のように毎日変わるもの)に合わせて、30分ごとに単価が変わります。なので「月いくら」と計算できないんですよね。

ざっくりした目安としては、電気が余りがちなお昼ごろは安く(1kWhあたり20円前後)、みんなが使う夕方〜夜は高く(30円前後)なる傾向です。

つまり洗濯機や食洗機を昼間に回せる人なら安くなる可能性があるし、逆に夜型の生活だと高くつくかもしれないプランです。生活パターンによって当たり外れが大きいので、興味がある人は自分の生活時間帯を考えてから検討するのがよさそうです。

よくある質問

結局、乗り換えて損することはありますか?

基本料金・単価だけを見れば今回上位に入った会社はどこも東京電力より安くなります。ただし東京電力の従量電灯Bは規制料金プランのため燃料費調整額に上限がありますが、今回紹介した新電力にはこの上限がありません。燃料価格が大きく高騰した局面では、東京電力のほうが安くなる可能性もあります。契約前に必ず公式サイトの最新条件を確認してください。

解約金はかかりますか?

この記事で紹介したオクトパスエナジー・HTBエナジー・超TERASEL・ミツウロコでんきにはいずれも解約金の設定がありません(2026年8月時点)。ただしHTBエナジーは契約アンペアやプランを変更する際に330円の手数料がかかります。ENEOSでんきは「にねん とく²割」を適用している場合、更新月以外の解約で違約金が発生することがあるので注意してください。

電気の品質や停電のリスクは変わりますか?

変わりません。送配電網は今まで通り地域の電力会社(東京電力パワーグリッドなど)が管理するので、契約先を新電力に変えても電気の質や停電リスクは同じです。

オクトパスエナジーの紹介特典は誰でも使えますか?

現住所でオクトパスエナジーに初めて申し込む方が対象になります。過去に同じ住所で契約したことがある場合は対象外になることがあるので、申込み画面の案内を確認してください。

同一人物で2つの異なる住所の契約はできますか?また、紹介キャンペーンはどちらも適用されますか?

できます。私は東北の1つの家と、住んでる関東の家の2ヶ所でオクトパスエナジーを契約しています。関東の家で契約をし、自身に紹介キャンペーンを使い東北の家も契約しました。2拠点分に8,000円の値引きが入りました。

2026年3月時点でカスタマーサポートへ確認し、拠点が違えば可能とのご回答をいただきました。ただ、キャンペーン内容は変更されている可能性があるため念のため確認することをおすすめします。

オクトパスエナジーの友達紹介キャンペーン

オクトパスエナジーには公式の「友達紹介キャンペーン」があります。紹介した人・された人の双方に、電気代からの8,000円割引が適用される仕組みです。紹介人数の制限はありません。

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紹介リンクはこちら →

※特典は電気代からの割引という形で適用されます(現金や別ポイントの付与ではありません)。オクトパスエナジーには他にも比較サイト経由の割引キャンペーンがあり、条件によってはそちらのほうが金額が大きい場合もあります。併用の可否を含め、申込み画面で最新条件をご確認ください。